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[an error occurred while processing this directive]離婚してマンションを売る場合は、どうすればいいのか?
まず、売却方法そのものについては普通に売る場合と同じです。
しかし、離婚している場合に気をつけるべきは持分と残債です。
例えばご主人様と奥様が共働き。
共有名義でマンションを買った。
持分は半分ずつ。
新築で3000万円で買ったマンション。
いざ離婚したので整理しようと売ることになってみれば2500万円
ローンは2800万円残っている。
これで売るとすれば不足分として300万円別途用意が必要。。。。
「そんなお金はない。。。。」
もし、このようなことになると「売って整理ができない」となるのです。
じゃあどうするか?
もう、賃貸にしてしまうという選択肢しかありません。
ただ、当然賃貸になれば入ってきた賃料は折半し振込みを行います。
またリフォームや美装工事の際はお互いに確認しないといけません。
離婚した夫婦が一緒になって大家業・・・。
なんだか変な感じですが、それが1つの現実です。
離婚してマンションを売る場合は、このような問題が発生することが多いです。
極論を言えば「離婚しなきゃいい」のですが、なかなかそうも行かない。
だったら、まずは離婚の前に「資産の整理」をするべきでしょう。
残念ながら、話し合いの前に離婚をしてしまう夫婦もいます。
どちらの場合においても、次のような流れで考えましょう。
また、離婚した場合は賃貸ではなく原則売却のほうがいいと思います。
1、ローンの残りと名義持分の確認
2、売れるであろう価格の下限値や諸費用を査定の時に教えてもらう。
3、下限値で売っても持ち出しが無い場合は、話を進める。
4、下限値であれば、持ち出しがある場合その費用が捻出可能か確認
5、捻出できなければ賃貸にする。
この場合は、財産分けの問題が大きく関係してきますので、司法書士や弁護士、最近では行政書士に相談することも可能です。
離婚してマンションを売る場合、昔であれば「売って清算」ができました。
しかし、いまの時代では「売ったら清算できない可能性」が高いです。
特に新築で買ったマンションを、離婚して売る場合は注意してください。