【退去してくれますか?】収益ではなくマイホームとして売りたい! - マンション売却アドバイザー 田中徹也

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【退去してくれますか?】収益ではなくマイホームとして売りたい!

売るために退去させる?

今貸している3LDKのマンション。
収益物件としては収益還元法の価格でしか売れない。
しかしマイホームとして売れるのであれば、いい値段で売れそう。

そこで、今の入居者に退去してもらってマイホームとして売りたい。
こうお考えになる売主さんがおられます。

入居者に出て行ってもらう。
じつはこれは簡単そうに見えて難しいのです。

まず借地借家法において「貸主からの解約には正当事由」が必要となっています。
じゃあ、その正当事由ってなんやねん!
となるわけですが、これがややこしい。

・単純に売るから
・親戚が住みたいといってる

こういうことでは正当事由にならないのです。
正当事由と認められることは非常に難しい。

例えば貸主さんがもうお金が無くて、居住する家もないし行くところもない。

これぐらいまでいけば「正当事由」と認められますが、まず難しい。
よって借主さんに出て行けーというのは難しいのです。

もちろん普段から賃借人さんと人間関係ができており、話が出来る場合であれば
「スイマセン、引越し代も出しますから出て行ってもらえますか?」と言って
話がまとまることもあるでしょう。

しかし、借主さんが「いやだ!」となれば大変。
ほとんどの場合、無理でしょう。

では、どのようにすればいいか?
2つの方法です。

1つは入居者が自主的に退去するのを待つ
もう1つは、素直に話をする。

後者の場合、普段からの借主とのコミュニケーションが全てです。
普段何の連絡もなく、突然出て行け!では確実にトラブルになります。
「売却をするので、○月までに引越しをお願いできません?、引越し代も
当方が負担します、新しい家探しも手伝います。」ということで話をしてください。

そして、相手が出て行くことを納得したらすぐに書面で覚書を取り交わしておいてください。
「やっぱり出て行くのやめた!」となると、またそこで時間が掛かります。

今の法律では貸主は非常に弱いです。
しかし法律はあっても全ては「人間関係」。
ぜひ将来売却する予定があるのであれば、うまく入居者とのコミュニケーションをとるようしてくださいね。


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